臨床医は口の中を診療するために、無理な姿勢を強いられることがよくあります。このような悪い姿勢やポジショニングは、長期に渡って筋骨格系に大きなダメージを与え、慢性的な痛みや不快感、さらには障害につながるおそれがあります。²

MSDは歯科医療に従事する上で「つきもの」のように思われがちですが、将来の筋骨格系の損傷やそれに伴う痛みを防ぎつつ、キャリアを長く続けるためにできる、実証済みの調整方法があります。

人間工学に基づいたルーペの導入です。

解決策

RRDH Magazine 2024年1-2月号に掲載された、著名な歯科衛生における人間工学の提唱者ケイトリン・パーソンズ氏が執筆した記事の中で、Admetec社のエルゴルーペは、歯科学生と大学院生の両方を対象とした研究で高く評価されました。この研究では、Admetecはトリノ大学の准教授であるマリア・グラツィア・ピアンチーノ氏と共同研究を行いました。歯学部外科学教室では、人間工学に基づいたルーペと従来のTTLルーペを使用し、8つの対称的な背筋へのストレスを比較しました。研究の中で、エルゴルーペは筋肉をより左右対称に使い、筋肉のピークや背中への負担を軽減することがわかりました。

従来のTTLルーペに比べ、視認性と姿勢を向上させるよう設計されたエルゴルーペは、歯科衛生士の健康を守り、キャリアを長く歩み、もちろん患者ケアを維持するためにも必要なソリューションです。

エルゴルーペの屈折プリズムは、患者の口腔内のクリアな視界を保ちながら、首の傾きをゼロまたは最小限に抑え、まっすぐ座ることを可能にします。

さらに、エルゴルーペを効果的に使うには正しい姿勢が必要なので、悪い習慣が定着しにくくなります。

快適さに加えて、エルゴルーペは働き方を変えることができ、それが最終的には患者のためにもなります。視界が拡大、照らされることで、より高い精度を保証し、ひいては効率性を高めます。

Admetecのルーペへの理解

Admetecは、歯科衛生士が日々直面する「ペインポイント」を理解しているだけでなく、製品開発時にお客様の声にも耳を傾けます。

その結果、Ergoルーペシリーズは、超軽量構造で最大10倍の倍率を実現する、世界で唯一の人間工学に基づいたルーペとなりました。倍率の高さと使い心地の良さを併せ持つこのルーペは、多要素プロセスを経て、一人ひとりに合った姿になります。このルーペの精密な視力と非常に軽い重量は、長時間の作業をより快適かつ効果的に行うのに役立ちます。Ergoの倍率6段階：3倍/4倍/5倍/6倍/7.5倍/10倍